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自宅の改修(相模原の家)の最近のブログ記事

板金屋さんの仕事がとてもいい。錺職人の伝統。最近は既成のもので作業をすることが多い、ということだが、今回の改修では鈴木工務店の板金屋、岩井さんの技を見せてもらった。70を超えた親父さんと息子さんのチーム。左官、大工などに隠れてあまり話題にされないが薄板鉄板の仕事の伝統との関係は面白そう。江戸の銅版の加工技術が看板建築につながるということを聞いた記憶がある。十数年前オーエムをハンガリーに、という話の中でかの国には0.4ミリの鉄板がない、という事態に立ち至りびっくりしたことを思い出す。どこにでもあると思えるようなごく普通に見える、技術、材料が実は地域が培ったものであったりする。板金屋が樋を作る、そうした豊かさが残ることぐらいの余裕があっていいだろう。既成品は不自由である。継ぎ手だらけであちこちにクランクすることを我慢したくはない。(野沢)

今朝 自宅の写真を撮る。
板金やのしごとが残るがサッシはほぼ取り付けを終わっている。やはり格段しっかりしている印象。そのうち残るいくつかのサッシの更新を余儀なくされるのではないかとの懸念がよぎる。道路側のテラス、覆いのグレーチングに知らない花が咲いている。せんだんの葉も密度が濃い。(野沢)

本日サッシが到着。ノルドの赤いアルミクラッドのものである。
今回の改修に当たりフィックスを多用コストを減。とはいってもトリプルガラス、アルゴン封入ROW−E仕様。15年で開口部のスペックがこれほどあがった。
既存サッシの周辺のガルバリウム鉄板部を解体、窓と窓の中間部から腐朽した木材が露出、乾燥部と異なり濃茶色である。蟻の巣も観られる。サッシ下の枠、滑り出しの障子
下を回った雨水により障子、枠共に腐朽、そこから壁内に雨水の侵入があったと考えていい。重症である。サッシ下がすべて腐っている。庇の無い収まりの難しさ。湿度のない国の製品の使用の難しさ、である。今回のものはアルミ部分がきちんとした押し出し成型によるものであり大分いいはずだが。これも試み。改修箇所がはっきりわかるよう、色のついたものとしたが、結果はどうか?(野沢)

足場が取れた、テラス塀などが改修された。葡萄のつたのからんだステンレスメッシュの塀の木枠を上手に交換してくれた。
足場の一部が残るがこれは月末予定のサッシ更新のため。ほぼこれを残すのみだが、改修はなかなか手ごわい。(野沢)

遅延していた自宅の改修、やっと塗装の終了である。
グレーチングを吊るなどしている金物を取り外し再塗装するなど丁寧に仕事をしてもらい甦った。色も竣工時と同じではないかもしれぬが、そうおかしくはない。工務店も天候不順などのこともあるが苦労が絶えないだろう。センチュリーボードに塗装、という外壁仕様はなかなかサステイナブルである。
足場の撤去の後、外部テラス、塀など木部の改修で一段落だが、木製建具の取替えという大工事が発生している。そのために足場を一部残すことになる。ハンドルで呼び込むタイプの建具が枠共に腐ってしまっている。この国の気候条件での湿度が原因だろう。雨水を呼び込んだ木同士の密着するディテールは大問題である。まもなく来る梅雨以降夏の終わり秋まで続く長い多湿と多雨のシーズンが恨めしい。サッシ屋は「塗装、時々あけるなどのメンテが」、というがそれによって何とかなるものであるとも思えない。庇の無さも問題なのだろう。ただし「庇があっても二階の庇が下階のサッシを守るとも思えません」との某サッシ屋のせりふに真実味を感じる。といっても手を打たないわけにいかず、新たにサッシを発注、一月後の工事が残ることになる。手間も金も発生する。今度は改修部だけ別の建具によることにする。外がアルミ中が木の混成のものだがこれならいいのではないかと思えるものが見つかった。改修部が明らかにほかと違っているようになる。ファサードがこの箇所だけ変わる。変わりついでにここだけ赤茶色の明らかにほかと違うものを選択した。きっとこれも建物を改修しながら長く使うとき現れるはずの姿であり言わばそのモデルケースだろう。ケーススタディハウスのケーススタディは続く。(野沢)

連休中はもちろん工事もなく静か。久しぶりに裏庭の整備、草だらけであったが耕し、堆肥をいれる。畝を築き野菜の苗を植える。思い立ってコンポストの中の物をスコップで掬い上げる。ほとんど土になっている。みみずが大量に現れる。傍ら小さく枯れ草などの積み上げられたところに積み作業の終了。またこれから半年はコンポストに生ごみ投入が可能。高いところに残ったままであった数個の夏蜜柑も採った。(野沢)

屋根は本日で完了予定だが、連休に突入。塗装などの工事は持ち越して足場が取れるのは大分先になる。(野沢)

新しい屋根面、ルーフィングまで完了。

昨年来自宅の15年ぶり改修を計画していたのだが、円建設の倒産などあり、やっと手をつけることになった。鶴川の鈴木工務店が代わってこれからの家守りをしてくれることになった。
大きくは変わらないのだが15年ほど手入れ無しであちこちの修繕が必要。木製塀、木枠にフレームに溶接金網をつけた塀はもちろん手を入れることになるし、テラスなどもやり変え。外壁の塗装、一部断熱の弱い部分の補強もある。ハンドルで障子を呼び込むタイプの木製建具の腐朽もどうしたものか。密着部の水分が問題なのだろうしせんだんの葉を挟み込むなどこのタイプが一番多湿に向かないのだろう。腐れを招く。アルミとガラスが大丈夫なのだから木部の取替えを試みてみようと考えている。手間が高い時にちょっと無謀だが。
さて今回の最大のやり変えは屋根。15年前、知ったつもりでもやはり緩勾配で小屋裏懐の少ない屋根はつらいものがある。もちろん夏の話だ。内田先生のお宅をお邪魔した折に屋根の二重化をされていることを確認したこともある。今回屋根のどぶいたに断熱材をおきその上に再度屋根を葺くいわば二重屋根にすることにした。新しいダクトは既存屋根の上に乗ることになり集熱屋根部分の勾配も従来より急になる。最近試みているオーバーヒート対策、冬期集熱効率向上のための二段屋根化である。その分ふところ(小屋裏)も出来るということになる。既存の屋根を一部撤去し新しいダクトと既存ハンドリングボックスをつなぐ工事がヤマか。まるで心臓バイパス手術である。持ち上がった屋根のシルエットが気になるところだが、フレームが立ち上がった状況でそれほどの違和感は無いように見え今のところ少しほっとしている。目下オーエムの無い家に住んでいることになる。初めての経験であるのだが、カミサン、「オーエムが無いと寒い」と嘆いている。それを考え4月の工事にしたのだが。(野沢)

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