三年の第二課題は三人のグループによる製作。集合住宅と仕事場を計画するというものである。20ほどのグループ全員の講評で今期の終了。講評にはYGSA北山恒教授モ参加、例により長丁場。国大の学生は基本的に議論、意見の交換ができている。チームによる課題の取り組みは建築設計の現場に近い。その意味で実りの多い課題と考えている。成果はあった。ただし当然堂々巡り、走りすぎ、もある。これも動きが取れないで停滞する、よりずっといいだろう。今回ぼんやり感じたのは彼等が選択した「仕事」が偏っていることと、仕事についてのリアリティが薄いということ。つまり社会に対しての興味と批評が乏しいのか、ということだ。とても甘い仕事の理解か現状の制度に沿った追認形のプログラムであったりするのだ。建築が社会との綱引きでできること、こんな話が講評終了後のビールの席で、各講師から出た。(野沢)
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