甲府の配筋検査である。雨中の現場。きわめて良好な地質である。地質というより石質、遠い以前河川敷であったと思われるところ。基礎は布基礎形式のもので、鉄筋量の軽減を考える。ニ三の指摘をするが、瑣末なことのみ。
終了後大工の作業場へ。ほぼキザミを終えた唐松を観る。とてもよさそうだ。明らかに杉檜と異なる木目と肌、比重の違い、強度の違いが見て取れる。高温蒸気乾燥で含水率15パーセント。ヤニ壷、狂いの心配もなさそうである。総唐松造は面白いものになるだろう。大工も信頼の置ける人。土間の原寸墨だしを見ながらいくつか打ち合わせる。再考箇所が数箇所。建方についても懇談、「こんな仕事はそうはない」と楽しみにしてくれている。8月のお盆の前に雄姿は現れる。(野沢)



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