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コペン ドイツ探索3

17日午前ハンブルグ郊外のエコ団地へ。3000平米の屋根に太陽熱集熱装置を設置ガス会社の企画で10年ほど前にできたもの。三階建て集合住宅棟が十数棟並んでいる。現在の管理会社は別の組織になっている。屋根のほぼ全体が集熱のためのパネル状になっている。いわば傾いたカーテンウオールである。比較的大きな団地全域の地下を不凍液のパイプが中央プラントから駆け巡り採熱する。建物も大きい、そのため景観が優れている、建築が優れているとは言いがたい、が、エネルギー取得は大きく暖房給湯のかなりの部分をまかなっているという。ここの面白さは先の思想確信的エコ団地とは違う。いわば技術突出型。ものすごさに呆れながら微笑んでしまう。特にトラブルことなくこういうメカが稼動していることはえらい。規模がある程度大きいことが維持管理に手間をかけ、システムを健全に維持させている根拠なのだろう。午後自然塗料メーカー、リボスの立ち寄りここで昼食。輸入元イケダコーポレーションにとってはツアー最大の目玉である。
その後、ウオルフブルグのアアルトを久しぶりに再訪。フィンランドでアアルトを見たのはだいぶ以前であり記憶が定かではない。しかし、アアルトばかり見たせいか、ローカルな建築家、確かに上手いが。というふうに思った覚えがある。ただしここのアアルトは本当にいい。店舗を並べ町並みと付き合うアーケード状ファサード、図書館、集会室群、青少年施設の複合、アアルトらしさすべてに根拠がある印象。先回も感じ入ったのだが、再度、青少年施設の半屋外の場に大きな焚き火のスペースがあることに改めて感心。天空のガラス屋根が開く。北欧の気候がこうした場を思わせるのだろう。「森は生きている」の光景を思う。ケーニッヒの嫌うザハハリドを見る時間が遅く外観のみだが、私も感心はせず。
(写真上:Solarsiedlung(40’) Carsten-Reimers-Ring 下:Kulturzentrum)











2007年9月25日 10:32 | 野沢正光建築工房 | コメント(0) | トラックバック(0)

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