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アントニン&ノエミ レーモンド展

雨の鎌倉近代美術館へ行く。充実したレーモンド夫妻の展覧会である。初期の絵画からノエミのテキスタイル、家具などさまざまな資料が展示されている。レーモンドはイームズ、アアルト、とともにおしどり建築家の典型であった。時代がさまざまに人々を翻弄する。レーモンドとフランクロイドライトの関係、レーモンドと前川、吉村、ナガシマ等スタッフとの交流のことなど示唆に富む展示がされている。赤星別邸、斉藤大使記念室など吉村順三のとても素敵な原図もある。しばらく時間をかけて見る。かって竹橋にあったリーダーズダイジェスト本社の端正さを思う。二階でコーヒーを飲み、雨の池を望む。ずいぶん以前、銀座松坂屋でレーモンド展があった。その折レーモンド夫妻と一言二言の挨拶をしたことを思い出す。一階ピロティに吉村、前川、増沢、ナガシマの展示。そこに吉村展で製作されその後奥村さんが立ち木を加え敷地整え修正した愛知芸大の模型がある。カタログを購入。松隈氏の寄せた文章がとても良い。この展覧会はアメリカにおけるレーモンド展によっている。その折プリンストンアーキテクチュアルプレスよりCRAFTING A MODERN WORLD THE ARCHITECTURE AND DESIGN OF ANTONIN AND NOEMI RAYMONDという詳細なレーモンド研究の書籍化がなされている。展観はこれら研究の成果によるのだろう。アントニンレーモンドがアメリカにおいて持つ意義の発見、それを思いながら見た。

2007年10月 1日 12:58 | 野沢正光建築工房 | コメント(0) | トラックバック(0)

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