東村山で「木造ドミノ」と「木の香る家」の二つのグループ、われわれと現代計画研究所、そして某大学のプロジェクトチーム三者が集う検討会があった。この二つの実証実験グループの構造設計がともに山辺豊彦さんであることもあって、某大学の研究プロジェクトと連動、その中でこれ等二つのプロトタイプが出会うところはないか、ということをさぐる試みも行うことになるだろう。大学の行う研究プロジェクト自身は既存の改修過疎対策としての民家改修を含む大きな宿題を考えるものでもある。われわれの「木造ドミノ」もこの間にずいぶん進化している。「木の香る家」は初期型と今建設されているものが大きく異なっている。今回初めてそれを見せてもらった。プランの可変性、空間の流動がある。進化型を今回はじめてみたがきわめて好もしい。言わば原則は保持しながら「ドミノ」に近づいているとも見える。今回開始されるプロジェクトが国産材による伝統的地域型住宅の様々な可能性に貢献することになればなにより嬉しい。この二つのチーム以外のプロジェクトはすべて外国産材によっている。

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