火曜の文化欄の連載が「わが家のミカタ」と言う記事である。タイトルの「ミカタ」に二重の意味を持たせてあるのだろう。先週と今週そして来週の三回が「段違いな団地再生 欧州編」と言う連載記事である。駄洒落だろうがわが国の状況を言い当てている。
記事は神田剛という記名入りであり、第一回がドイツ、タウトの馬蹄形団地「ブリッツ」と再生事例の典型「ライネフェルデ」が取り上げられ、今週はオランダ、「ベルマミーア」が取り上げられている。すべて私が実際に見ているものだ。確かに「段違い」なこの国にこのような記事がやっと現われるようになった。
今日の朝、少しゆっくり起き、BSニュースに続いて放映されたベルリン郊外の巨大団地ヘラースドルフ団地で食事のサービスをする人のドキュメンタリーを途中までだが見た。ここも再生事例として知られたところだ。東欧の解体が様々に問題を広げ、社会主義国家と言う壮大な実験の後遺症は今も続く。団地のハードの再生はもちろん大きな問題でありわれわれの考えるべきところだが、社会、家庭のこうむった被害はそれ以上に根が深いのだろう。この国においても戦後行われた様々な「実験」には多かれ少なかれ同様な禍根があるのではないか。
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