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スロベニアの建築家ヨージェ・プレチニク

芸大陳列館でプレチニク展が開催された。オープニングのパーティに参加した。プレチニク(1872〜1957年)はスロベニアの建築家、オットーワグナーの弟子だ。20世紀初頭のウィーン、プラハで活躍、その後スロベニアに戻る。リュブリャーナの都市計画をはじめ様々な活動を行う。もちろん建築教育の業績も大きい。
私自身のプレチニク体験は昨日展示を見るまで一度きりであると信じていた。
昔、プラハでの会議に出席した折、聖心教会を見ている。事前の知識が無く唐突に目の前に現われたそれに戸惑い驚いたことを思い出す。コルビジュエの時代の極めて装飾性の高い宗教建築、シンメトリー、正面の巨大な鐘楼、そこにはめ込まれた桁外れに大きな時計が建設の時代を表す。時計は鐘楼の窓でもあってスロープが幾重にも掛け渡された内部はここにしかない場所であった。そして気がつかずに訪れたもうひとつのプレチニク体験はプラハ城であった。プラハ城は彼によって様々に手が加えられたのだ。チェコスロバキア初代大統領マサリクがその発注者である。
今回の展示を見てあらためてリュブリャーナを訪れてみたいと思った。
建築は時代を映す。時代に並存する様々な様相をも写す。継続する時間、職人の技がプレチニクの根拠としてここにある。オルタにある「時」と同様に。
是非ご覧になられたい。

2008年5月24日 19:06 | 野沢正光建築工房 | コメント(0) | トラックバック(0)

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