火曜日の授業の前にバウハウス展を観る。デッサウに先んじてワイマールでのバウハウス,バウハウスに先行する様々な動きについてのプレゼンテーションがある。丁寧な展示だ。バウハウスがここデッサウで展開された時間の短さに改めて驚く。デッサウはユンカース=新興軍需産業(例のコルゲート板の飛行機)の地である。その地への移転には不思議な力学があったのだろう。数年にしてベルリンへ、そこでのバウハウスはたった一年ほどで消滅する。近傍にソビエトがある。当時のヨーロッパの地勢へのその影響は想像を超える。全体を通じて、特にグラフィックな展示物に通底する不思議な暗さを感じるのはその所為か。バウハウス展は過去にも数回あった。今回の展示にも様々な感興を持った。また併催の芸大所蔵の関連展示に吉村順三の卒業設計があり全図面(多分)が展示されている。これもお勧めしたい。
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