テオ・アンゲロプロス「旅芸人の記録」は記憶のなかで特に大きな位置を占める。
昨年20年ぶり?のTV買い替えがあり、液晶アクオスの幾分大きい画面に成り、サボっていたDVD再生が出来るようになりで、再度観たいと思っていた映画が気になる。ただ町のレンタル屋にはそうした映画はまったく見かけない。「旅芸人の記録」は紀伊国屋書店のネットショップに三作品が箱に入った形のものがあるのだが、安いわけが無い。長い躊躇の末、ついに手を出した。大枚の出費であった。「在庫僅少」の表示が背を押した。配送された日曜二時間あまりの前半を見る。記憶どおりの曇天の記憶以上の長いワンシーン、構成を追いながら暗い画面を注視し、初回もそうだったのだが、今回もほとんど予備知識の無いギリシャ現代史の確認に終始。詳細なストーリーに触ること無く疲労。昨夕後半の二時間分を見る。解説のブックレットを見たりしたこともあり、大分わかりながらの鑑賞。(野沢)

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