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昨日豪雨の中、写真家北田英治さんが第一回アイシオール賞を受賞,ということでパーティ。アイシオール賞とは聞きなれぬが第一回であれば聞きなれぬのは当然ではある。
アイシオールとは多田編集長率いるインテリア雑誌「コンフォルト」の出版元である。念のため。いつになくおしゃれな北田さんだったが。母上らしきお姿の胸に北田英子の「ネーム」明らかにご母堂様でした。
降りしきる大雨の中初めて訪れたのが江戸川橋近傍、長い坂道のアプローチを登ってたどり着く「鳩山会館」。かの鳩山一族のお住まい、美男で知られた岡田信一郎の設計の建物が最近修復され、こうした催しの場として開放されていることを始めて知った。資料によると二階寝室群とそれに付属した室内テラス?をパーティ向きの大きな部屋に改修した模様。北田さんのふるさと島根の田中さんのお持ちくださった酒、豆腐ちくわ、かぶら寿司それからソレイユのエコなケータリングをいただきながら談笑。
帰りに青木シンさんと仕上げに蕎麦屋で一杯。パーティ同席の方とここでも談笑。(野沢)

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第七回JIA環境建築賞 各賞が秋に決定された。
今月のJIAマガジン「建築家」2007一月号に総評各作品ごとの講評が掲載されているが、
JIAのホームページに記載があるのでごらんいただければと思う。
環境建築賞候補に挙がった作品のいくつかを毎年審査委員が手分けする形で見せていただいているが、様々なフィールドにサステイナブルデザインが展開しつつあることが実感でき、私自身にとってもとてもいい経験になっている。今年あたりから、詳細にそれらを知っていただくための見学会、講演会を企画したいものと考えている。(野沢)

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午後から福祉センターで障害者団体の人々との会合。今までもユニバーサルデザイン、ノーマライゼーションをテーマの会合、ワークショップがもたれたが今回は枠を広げ意見を聞く。いくつかの指摘につき課題として持ち帰る。会場は10年ほどを経た総合福祉会館。見上げる天井一面に下地のパターンを思わせる汚れ。浴室などの湿気のせいか?
7時から施工者選定委員会に設計者として出席。(野沢)

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新橋と浜松町の間の再開発が進んでいる。シオサイト 称する例のエリアとJRでたすきがけになったエリアで、何を血迷ったのか、臆面も無く「イタリア街」と言う名を冠したエリアである。書き割りの町並みは、本物の石であっても絵の具のように薄いことが小口から丸見えである。町の概略はできつつあるが、シオサイトとの連絡ルートの整備が未だで、たいそう近づきにくい。
その街区の中に SHIODOMEITALIAクリエイティブセンターなるものがある。12月のはじめにオープンしたのだそうだが、開館の記念に「再現 1960 ミラノ」という展示を行っている。1960年に日本がミラノトリエンナーレに出品した展示を再現するもので今日でも語り草となるものだ。ほぼ半世紀以前の日本のモダニズムがいかに自信にあふれ健全なものであったかがわかる稀有な企画である。当時坂倉事務所がこの展示計画をまとめたが担当のスタッフ長大作さんはご存知のとおり坂倉事務所で建築設計のほか事務所のほとんどの家具デザインを担い、85歳の今も活躍する現役のデザイナーである。先日の世田谷美術館での展観も実に面白かった。今回の「再現」ももちろん長さんの手によって監修がされている。1月28日までの開催。是非。

追記 家具のほうが建築よりも長寿なのはなんとも皮肉なことではある。世田谷
でも展示され、今回も置かれている「アームチェア」の復刻が期待される。(野沢)

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以前から一度、と考えていながら機会を持てずにいた静岡島田の丸天星を訪れる。
「Jパネル」は以前から面白いと思っていた。国産材の利用の促進とこの国らしい工業化木材として可能性が高いと考え時に応じ少しではあるが使ってきた。開発者が誰であるかを知らないが杉,檜の性質をうまく使いながら強度と安定性を獲得している。いわば「設え」(しつらえ)の素材としてほどがいいと考えるのだが、工場を見せてもらいその製造過程からディテールなどについてヒントが無いか、という気分で見学させていただいた。製造機械の都合で4×8が無理と言うことも予測のとおりであった。唐松素材のものがヤニ壷の問題などあるがなかなか面白い表情であること、産地、山による木材の品質など、様々な課題についても話があった。予想通り一見にしかずの時間だった。(野沢)

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昨年訪欧の折,ファグス靴工場を訪れたことをあるきっかけで思い出した。
1911年当時20代のグロピウスとハンネスマイヤーの設計である。
工場は原状に きわめて近い保全がなされ,その上問題の発生を招いていたディテールの
改善も行われていた。端的にはこの建築を特徴付けているスチールのカーテンウオールの改修である。ガラスをサッシの細さを損なうことなくペアガラスとしているのだがこのガラス新たにこのため極く薄い物を作ったと言うのである。
ファグスの 主要な仕事はすでに他の職種に転換、靴の木型も当然のことだがだいぶ以前にその大部分がプラスチックなどに置き換わっているはずでもある.工場は一部伝統の木型生産を行いながらファグスの記 憶と誉れのために整えられ維持されている様に見えた。われわれが覗き込む工場内では木型を加工する職人が見えたがそののんびりとした仕事振りは産業遺構、 ミュージアムとしてのわれわれ見学者 へのサービスのようにも見えるのであった。特に驚いたのは当時の木造6階建て?の巨大倉庫が全館博物館としてしつらえられておりグロピウス、バウハウス、 それに企業自 身と創業者の展示が行われていることであった。そして感心したのはその展示のデザインが優れたレベルであったことだ。原状の尊重と存在した問題の今日的解決、原状とのポジティブな応答による自立し応答するデザイン、ここが何より大切なことであり再生は新築以上に知恵と戦略を架ける価値があるフィールドであるのだ。この国の建築がとかく短寿命なのは竣工後の改修、手入れが極めて安直に、もっと言えばやっつけ仕事として行われる。そしてその結果がそれを見るも無残な物としそれが破壊解体の合意の根拠を作り出す、こうしたケースがとても多いのだ。
昨年のファグス訪問、われわれはこの再生整備 が行われた後の最初に近い訪問者であったようであった。
世界遺産登録の準備がほぼ「完了」と言っていたから、まもなくここは関係者の期待通り「モダンデザインの聖地」として人人でにぎわうこととなろう。(野沢)




           ↑倉庫を転用したミュージアム

           ↑ファグスで配布されているパンフレット

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銀座で川崎毅さんの個展が昨日からひらかれている。
以前から不思議な風景を陶で作るひと。
お近くに行かれた折にお立ち寄りください。
机上にひとつ。不思議な効果です。(野沢)

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先回お知らせした東村山プロジェクトの最近の写真です。
(写真撮影 相羽建設 迎川)

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先回の「那須の週末住宅」の記事上に載せた写真から1ヵ月半の姿です。
当初の予定では今年中の竣工でしたが、半月遅れの年明けとなります。
内部の床、壁、家具等の大工仕事は終わり、塗装工事、建具工事、設備工事(OM
含む)、外のデッキ、集熱ガラス取り付け等が残っています。まだまだです。
現場に到着し、お施主さんがいらっしゃるまでの間に、現場監督の荒牧さん、薄井棟梁と打合せ。
ディテールに関して南側のデッキが建物の東端から910だけ張り出すこと、破風板の板金を四周まわすこと、北側デッキの開口部の建具納まり、地下室のガスFF式ストーブの据付位置等・・・について確認。
そうこうしている間にお施主さんが到着。お仕事の関係上なかなかいらっしゃることが出来ないご主人は、建物が建っている状態をご覧なるのは今回が初めてで、海外生活を経験されているせいか、大きさのモジュールがつかめないと仰っていました。
説明を加えつつ一通り建物の中を歩いていただき、先回の記事中にも書いている根曲がり材を使った斜め梁を気に入ってくださったり、寝室とリビングの間仕切の天井と上部の天井との間に出来た空間をロフト感覚で使えるのではないかというアイディアもありました。また、カーテンは施主支給品となるので、カーテンの取り付け高さを気にしていましたが、結論として建築を採寸した上で製作することになりました。その他、追加で発生するお金についてと建物の保険についての打合せを行い、ようやく大きさの感覚もつかめてきたところでタイムアップ、東京へと見送りました。
この日は日曜とはいえ皆さん予定がつまっており年末の忙しさを感じました。それはわれわれももちろんですが。
那須も気温が下がりいよいよ寒くなってきましたが、室内は南側の大きな開口部からのダイレクトゲインが関係するのか、OMの運転がなくても不思議と冷えておらず、それは大工さんも同様に感じていたようです。竣工が楽しみでなりません。あともうすこし。がんばります。関係者の皆様よろしくお願いします。(奥山)


道路からの全景。

リビングから北側テラスを望む。

キッチンの家具。

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フォースブリッジを訪れたのはもう10数年も前のことになる。以前から一度見
に行きたいものと思い、はるばるエジンバラ郊外に足を運んだのだった。かみさ
んと子供も同行であった。湾の先の島まで行く船に乗り橋の下をくぐり、橋を渡
るディーゼルカーに乗り一駅の旅をした。この折橋の手前の山の上の駅(当時の
橋はご存知のとおり帆船のマストをかわすためとても高いところに架けられてい
る)で待つわれわれを車掌が、なんと運転席に誘導してくれたのだった。わたし
たちは真正面から込み入ったトラスに突入するめったに見ることのできない光景
に出会うことになった。私は明らかに橋を見に来たおのぼりさん、そういった風
体であった。首に下げたカメラとビデオで。
エジンバラでは城郊外のマナーハウスも訪れた。かみさんと子供のリクエストも
聴かないわけに行かない。そのマナーハウスの図書室でフォースブリッジ竣工時
の記念出版物の100年記念の復刻本に遭遇する僥倖に浴することとなった。早
速出版社の住所をメモ、エジンバラのその地を訪ね同書を入手することとなる。
出版社のスタッフはにこやかにわれわれを迎えたが、2500部限定、購入の際
店員が記載してくれた番号が1130であった。(この折買い求めたのは2冊、
一冊は帰国後奥村さんに差し上げた。奥村さん所蔵は1129か1131という
ことだ)内容はもちろん竣工当時の出版物のまま、リトグラフ様の写真、図面、
記事によっている。100年の記念に復刻されたわけであるが、良くぞやってく
れましたね、と言う気分であった。出版後数年は経っていたのだと記憶するが半
分ほどの売り上げ、どうしてこうしたのんびりした商売が彼の国では可能なのだ
ろうか。
この話を思い出したのは先日の紀伊国屋書店でであった本に由来する。店頭に
TASCHEN が出版した巨大な復刻本 LA TOUR DE 300 
METRES 著GUSTAVE EIFFELがあった。数カ国後の解説があ
るそこになんと日本語も、当事のままの彩色図面が満載である。特に例の水圧式
エレベータの記載は驚くほど念が入っている。100年前もやはりこれが目玉で
あったのであろう。、当時の出版部数は500今回どれほど印刷されたのか、
15000円ほどの価格はそう高くは無い。じっくり見る時間がまだ無い、日本
語も読んでいないのだが楽しみが増えた。(野沢)


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那須町の週末住宅が竣工に向かって工事中。
今回も深谷建設、大工は薄井さん。
いわむら美術館から10年、今回も八溝の木で。

周辺の建築を見ながら今日住宅を所有しようとする人々の住宅に対する考え方が
かなり変わってきていることを実感する。一番顕著なのは開口部が極めて小さく
なっていることだ。標高の高いいわゆる別荘地でも同様の傾向が顕著で、今回の
計画地の周囲にも窓の小さいさぞかし巨大な室内なのでは?と思われるログハウ
スが散見される。そのうえ巨大な木製デッキ付きだ。
これについては 以前東村山計画に伴い都市郊外に展開するパワービルダーの狭
小住宅地を見たとき つくづく感じたこととまったく同じ感慨である。東村山の
そこでは 敷地ぎりぎりの戸建が駐車場スペースのほかに余地を持たず 建て込
んでいた。(これで敷地条件をクリアしているのだ。敷地が狭小になれば周囲の
50センチのすきまが建蔽率クリアに貢献する道理だ。)ここで 大きな開口が
意味の無いことは、隣に向かいついている窓(生涯開けることの無いだろう)が
物語っている。皮肉にも「性能表示」取得も窓の少ない建築の普及?に大きく貢
献(壁にするほうがどれだけうまいか!)する。

われわれの計画はそれとは大きく異なる。南になんと7200の木製建具にペア
ガラスの開口 (左右に1800の片引き、中央に3600のフィックス。)北
にも4500の開口を持つ。とくに敷地北の開口が遠景を持ち気持ちがいい。南
面は1800のひさしが東、西にも三方に張り出す。隅木は1800の1,
414倍の長さ、あての根元を使いのぼり梁の下にもぐらせ仕口を作った。その
代わり裏側半分は金属のよろいに覆われひさしゼロ。今回もまた稲山君との協同
である。高断熱高気密が大開口の保険として活用されれば程よい室内気候を通年
にわたり作り出し、春夏秋冬の快適を作り出すだろう。集熱に最適な勾配を作る
ために今回も緩勾配と急勾配を組み合わせた架構、四つの屋根の勾配がそれぞれ
異なる。
今回掲載の写真はちょっと以前のもの。
週末奥山が現地に。最新のヴィジュアル情報は来週奥山がお伝えします。(野沢)





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相羽さん、半田君との共同プロジェクト、都が支援する、「東村山実証実験プロ
ジェクト」は第一期4棟の竣工間近です。
坪50万40坪の OM住宅です。三者の本気の議論が今も続いています。
2年以内に25棟のソーラービレッジが完成します。
今回行きつ戻りつしながら、初期の目標のとおりの「木造ドミノ」が実現したと思っています。
外壁面に構造壁をすべて設け、内部は2本の柱のみ(16坪総二階の原型は柱1本のみ)の構造は本当の意味でのオープンシステムの実現が、木造の計画で初めて出現したと言えるのではないかと考えています。
この仕組みは欲張りにも地域工務店が汎用的に利用可能な技術開発という宿題も持っています。
私たちも仕組みの展開に期待を寄せています。

NOZAWA


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調布駅より3分の路地に「ギャラリーみるめ」が竣工し
数ヶ月がたちました。
一階ギャラリー二階がコーヒーショップの鉄骨建築。断熱パネルにくるまれた内部は構造があらわしグラスクロスにペイント塗りのパネルが構造と分離して建て込まれています。西向きのファサードのサッシなどに既成部材を使いながら薄く仕上げるディテール。絵画以外にも対応することを考えました。
陶芸、漆、木工、などの工芸、それから建築家の個展にも最適と思います。
どうぞお問い合わせください。オーナーにご紹介します。

NOZAWA






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ちゃんと記憶しているわけでないのだが、 ギュンターグラスの「蟹の横歩き」の話はナチの青少年育成のための船が戦争末期グラスのグダニクスからの輸送船として運用され、潜水艦によって沈没、二次大戦中の船舶事故として最大の死者を出すにいたる事実を記したものであった。
ナチが「優等なドイツ青年」の育成に力を注いだことは北欧のスエーデン、デンマークなどが体操で名をはせていることと同様、時代の気分でもあったのだろう。

COURRIER12月21日号を見ていたら、5キロにわたるナチの建設したホテルの写真が目に留まった。12000室!使用することなく終戦を迎えたとのことだが、グラスの船と関係のある意図によるものだあることは間違いない。
5キロにわたる建築の存在が今日まであまり目に触れることが無かったことにも驚く。一度お目にかかりたいものだ。
バルト海の避暑地?リューゲンという島にあるということだ。一部売却中で1ブロッ
ク1ユーロとのこと、どなたかお買いになりませんか。

NOZAWA

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立川市市民会館にて第2回ワークショップ。

参加者は設計者9人、行政5人、市民20人。
目的は設計途中の現状報告と意見収集。

①はじめに行政と設計者から全体説明。
前回ワークショップで出された意見の反映箇所を中心に説明する。
②続いて「アクセス」「緑化」「水回り」の三つのグループに分かれて詳細な意見収集を行った。
・「アクセス」では避難時の案全確認、弱視者の音声案内の配置やしくみ、建物内の段差、駐輪・駐車の確認、垂直動線の確認
・「緑化」は外部空間の使い方やしつらえのイメージについて、また屋上緑化の断熱効果やコストについての確認
・「水回り」ではトイレや授乳室等の使い方やスイッチ位置の詳細な検討を行った。
③最後に各グループから成果発表。加えてコンビニの必要性と課題の整理を行った。 (圓山)


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民家を改修し、子供の短期滞在宿舎への転用を計画。
物件の実測調査を行った。
本宅の度重なる増築・改築工事の経緯を踏まえた上で建物原型をつかみ、子供の活動の拠点のありかたを考えている。                            (圓山)

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